2019年6月15日土曜日

神社について

皆様に周りには、たくさんの神社があります。
神社の多くは、古来より人々の信仰を集めてきた神様を祀った祠などです。
日本の神様の多くは古事記や日本書記に登場しますが、それより前から神として崇められてきたものと考えられます。
神道は、原始宗教が発展したものと捉えることができます。
太陽であったり、水、火、木、生物などが神です。

私は、そうした中で、明治以降に当時の政府によって全国に建てられた神社は、古来の神社とは別物という思いが強くあります。
戦国武将などを祀った神社はまだ理解できますが、明治の偉人を祀った神社など少し理解に苦しみます。

我が米沢で圧倒的な人気観光スポットである上杉神社。ご存知の上杉謙信を祀ったお宮です。当然、明治政府の意向でできた神社です。
明治以前はお城だった場所に、屋敷を取り壊して、そして神社を作った。
まあ、お城の跡が高校などの学校になっている地域もある中、観光地となる神社だからまだ良い方かもしれません。

高速道の影響

昨年春、福島米沢間の東北中央道が開通しました。そして、今年春からは上山南陽間の道路も開通し、福島から東根まで一気に高速道で行けるようになりました。
その影響もあってか、市内には昨年来特に福島からの観光の方が多く見られます。
当神宮でもその影響から、一昨年までは年間数回程度だった御朱印を求める参拝客の数が昨年より確実に増え、今年は毎週末ごと訪れます。月にして数人程度ですが、昨年よりも増えています。
当神宮のような小さな神社でも、HPで由緒を見てきて下さる方が多いようです。

また、毎月のように何件か、HP検索でご祈祷を申し込まれる方がいらっしゃいます。
遠くは、仙台や山形からわざわざお問い合わせの方もいらっしゃいます。
そういう時は、一応地元の神社に行かれた方がいいのでは、という案内をさせていただきます。

まあ、なんにしてもきていただくのはありがたい事です。

神社について